我が家では、SwitchBot(スイッチボット)を導入してから、かれこれ1年くらい経っている。
おかげでスマートホームの恩恵を受けて怠惰な生活を送ることができているんだけど、意外とストレスも多い。
特にドアロックは本当にカスなんだけど、どれくらいカスか紹介したいから、ついでに今回は設置しているSwitchBotのなかで、買うべき良いSwitchBotと無能なSwitchBotを紹介する。
我が家で導入しているSwitchBot一覧
- ドアロック
- 指紋認証パッド
- ハブ2
- ボット
- リモートボタン
- 見守りカメラ
- 開閉センサー
- 防犯カメラ
- スマートライト
基本的にはどれも優秀なんだけど、1年くらい使っていると中華企業ならではの粗が目立ってきている。
家の場所ごとに設置しているものをまとめながら、良いところとダメなところをレビューしていく。
良いSwitchBot と 無能なSwitchBot
玄関
【無能】ドアロック(カス)
カスの役割は、ドアのつまみを自動で回して開錠や施錠をすること。
スマホでカスを操作でき、鍵を持ち歩く必要がなくなるから一見便利。
一応良い点として、上下にロックがついているタイプのドアでも2個取り付ければ上下で連動して、片方を操作すれば両方連動して操作できる。
あとは、開錠や施錠が行われるとスマホに通知が来るから、子育て世帯では子どもの帰宅が把握できる。
ドアを閉めると自動で施錠できて、総じて鍵に関する手間をなくすことができる。
と思っていました。過大評価。まず、自動施錠がうまくいかないことが多すぎる。ドアを閉めているのに検知せずに施錠されないことが日常茶飯事。自動施錠の位置調整がうまくいっていないこと原因で、調整すれば一時的に治るんだけど、すぐ調子が悪くなって自動施錠されなくなる。
ドンピシャに調整しても、数か月で電池がなくなるので、そのたび再設定することになって調子が悪くなるというエンドレスループ。
そしてカスがカスたる所以は、「ロックが引っ掛かりました」という謎の通知とともに不動になる。こうなったら本当に終わりで完全に動かなくなるので、鍵をもっていなければにっちもさっちもいかない。
窓を割るしか家に入る方法がなくなる。
機能的には最も便利なはずなのに、使用上のストレスがでかすぎる。
【良い】指紋認証パッド
ドアロックを外から指紋と暗証番号で開錠することができるようになる。
鍵穴に鍵を狙ってさす必要がなく、指をパッドに当てるだけで開錠できるので荷物を持っていても苦労せず玄関ドアを開けることができる。
しかも、ドアロックだけを付けていたら、うっかり鍵を持たずに外に出ると自動施錠機能で家の外に締め出されてしまうこともある。
だけど指紋認証パッドがあれば、反社会的勢力で勤務していたために指を詰めらたということがないかぎり、家の外に締め出されるという未曽有の事態を未然に防ぐことができる。(「ロックが引っ掛かりました」という無能が発生したら、物理鍵を使うか窓を割るしかない。)
取り付けて不便になることは何もないので、ドアロックを付けるなら絶対に取り付けるべき。
リビング
【良い】ハブ2
SwitchBot使用するなら、どんなものでも良いからSwitchBotハブが必要になる。
すべてのSwitchBot製品はこのハブを通してスマホに接続することになる。
ハブ2は温度や湿度を常時表示することが可能なタイプのハブで、リビングに設置している。
リビングの環境を測定して換気したり、加湿したりする目安にしていて特に不満もなければ便利だという感じもしない。ただ必要だから置いているという感じ。
温度や湿度が測れなくてもいいなら、ハブミニで十分。
寝室
【良い】ボット
電気のスイッチに設置すると、遠隔で電気のオンとオフを行ってくれる。
シーリングライトなら付属のリモコンで電気のオンオフができるけど、我が家は望んでいないのに全部の電気がダウンライトになっていて、オンオフの操作が壁のスイッチでしかできない。
そこで、このボットを設置すると、アレクサに頼むかスマホから操作することで、自分が動くことなく電気をつけたり消したりすることができる。
長期間家を空けているときも、出先からたまに電気をつけたり消したりすることで防犯にも役立つ。
一番目立たない地味なデバイスだけど、一番重宝している。
【良い】リモートボタン
このボタンを押すことで、電気のスイッチに設置したボットの操作ができる。
リモートボタン自体が良いというか、ボットを物理ボタンで遠隔操作できるのが、めちゃくちゃ良い。
リモートボタンを導入するまでは、立ち上がって電気を消しに行くか、スマホでアプリから消すか、アレクサに「電気消して」と頼むかの3パターンだったが、枕元のボタンを押すというだけで済む。
押してからちょっとラグがあるけど優秀。
【無能】見守りカメラ
子どもが生まれたから、寝ているときの監視用として購入した。
夜は、真っ暗でも映るくらい暗視能力は高いし、動体検知もついているから、モゾモゾしだしたら通知が来る。
だが、フレームレートが悪すぎる。
常時3fpsくらいなので動画がカクカク。
イライラして結局使わなくなったから、今は防犯目的で玄関ホールに設置しようか検討中。
外
【良い】防犯カメラ
正確にはTP-Linkの製品だからSwichBotではないけど、すごく良い。
なかでも良いところは、インターホンが鳴ったときにカメラの映像を見てセールスかどうか確認できるところ。
奴らはインターホンを押したら、インターホンのカメラには映らないところに退避するから、うっかり出てしまったために、買う気もないものを非常に手厚くご説明いただくことになってしまう。
防犯カメラを確認したらばっちり映っているから、不要な手間をかけずに済む。
夜に暗くなってもはっきり映っているし、【無能】見守りカメラと違って30fpsくらいは出ているから滑らかに撮影できている。
追尾機能もあって、敷地に入ってきた人間を追いかけまわして撮影してくれるから、単純に防犯上も優秀。
本当はお風呂でつかいたかった
【普通】スマートライト
お風呂の照明が暗かったから買った10Wのスマートライト。
電気の色を気分に合わせてアプリからいい感じに変更できる。
アプリから赤色に設定したらライトも赤になる。
これは良いと思って買ったけど、いざ変えようと思ってお風呂のソケットを見ると7.8Wまでで断念。
結局、撮影時の明るさを上げるためだけに使っているけど、特に効果があるのかは謎。
リビングとかが電球タイプのダウンライトなら、明るくしたり暗くしたり色を変えたりできて便利なんだろうなと思う。
【結論】ドアロック以外は優秀
SwichBotのおかげで、総じて生活の質は上がっていると思う。
だけど、一番便利なはずのドアロックが一番無能なのは本当に残念。
ドアロックだけ、キュリオロックとかの良いやつに変えようか検討中。
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