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【JBL SOUND GEAR SENSE レビュー】耳を塞がない系イヤホンを寝ホンとして使うべき理由。音質は良いが図体がでかい。

イワドン
イワドンです。ガジェットや生活改善情報の記事を投稿しています。毎月20万投資。2級FP技能士。日商簿記2級。中高国語1種免許。看護師免許。

寝るときにつけるイヤホンのことを寝ホンっていうんだけど、もうかれこれ十数年の間、寝るときにはYoutubeを見ながら寝落ちするという生活を1日も欠かすことなく継続していて、今は横に家族も寝ているので寝ホンをつけている。

そこで最近、寝ホン候補として、耳をふさがない系のイヤホン「JBL SOUNDGEAR SENSE」を15,000円で購入してみたのでレビューしていく。

目次

現状の寝ホン

製品のレビューの前に、なぜ耳をふさがない系イヤホンを寝ホンとして購入したのか説明したい。

一晩中耳の中にイヤホンが入っている

今使っている寝ホンが、「1MORE ComfoBuds Z」という香港の会社のイヤホンで、小型で耳の中にすっぽりと納まるから、寝ているときにイヤホンをつけている耳が下敷きになって布団に押し付けられても痛くならない。

小型な分、音が小さいのが難点だけど、動画を見る用のイヤホンなのでこれで十分満足という気もしていた。

ただ、重大な問題が1つあって、寝ている間の数時間耳をふさぐことになるので、翌朝になると蒸れて耳が臭くなるということが発生する。

かゆくなるとかそんなことはないんだけど、ただただ臭い。しかも連日使用すると臭いも蓄積されてしまって、常に臭うようになってしまった。

ただ、動画を見て寝たいだけなのに、代償がデカすぎる。

耳をふさがなければ臭くならない

耳をふさぐから蒸れて臭くなるということはわかっているので、耳をふさがなければ解決する。

そこで寝ホンとして白羽の矢を立てたのが、耳をふさがない系イヤホンというわけ。

耳をふさがない系イヤホンは結構種類があるんだけど、そのなかでも価格が安めな「JBL SOUNDGEAR SENSE」を購入してみた。

ただ、最初に断っておくと、JBL SOUNDGEAR SENSEは寝ホンとして売られているわけではないという点は注意しておいてほしい。勝手に寝ホンとして使って、勝手にレビューする。

JBL SOUNDGEAR SENSEには気の毒だが、良いポイントもイマイチなポイントも寝ホンとして使うならっていう前提で考えてほしい。

JBL SOUNDGEAR SENSEの特徴

JBL SOUNDGEAR SENSEの特徴は以下の通り。

  • 耳をふさがない系イヤホンの中ではまともな音質
  • 16.2㎜の大口径ドライバーによる迫力のある音と低音
  • 逆位相による音漏れ防止
  • 4段階で調整可能なイヤーフック
  • ネックバンドスタイルとしても使用可能なデザイン
  • 最大24時間連続再生可能
  • マルチポイント対応
  • 左右どちらかのイヤホンだけで使用可能

寝ホンとして使うなら、左右どちらかのみで使用できるということは結構大事なポイント。耳をふさがない系イヤホンなので音漏れに関してはそこまで期待せず購入した。

JBL SOUNDGEAR SENSEの詳細な特徴

JBL SOUNDGEAR SENSEの詳細な特徴は以下の通り。

項目 特徴
重さ
  • イヤホン片側 13.1g
  • ケース 69.5g
バッテリー
  • バッテリー持続時間 : 6時間再生/ケース込み24時間再生
  • 15分間の充電: 最長4時間再生可能
対応コーデック SBC / AAC
Bluetoothバージョン 5.3
ワイヤレス充電 ×
マルチポイント
ノイズキャンセリング ×
外音取り込み 強制的に〇
防水 IP54
操作 タッチ操作

結構ケースが重くてデカいから、ワイヤレス充電には対応してほしいところだったが、15,000円ならば十分な性能だと思う。

カタログでは、外音取り込みには非対応とあったが、耳をふさいでいないので強制的に外音は聞こえてくるから、外音取り込みは対応している。

JBL SOUNDGEAR SENSEを寝ホンとして使った良いポイント

音質がまとも

ヨドバシで視聴した感じでは、ShokzやAnkerとかの耳をふさがない系イヤホンは低音が全くない感じだけど、JBL SOUNDGEAR SENSEはしっかりした低音を感じられる。

寝ホンに対してそこまで求めている要素ではないが、耳をふさがないにしては、小さい音量でも動画の声をきれいに聞き取れるし、15,000円にしては音質はまともだと思う。

意外と音漏れしない

小さい音量でも音声を聞き取ることができるので、音漏れはほとんどしていない。

音漏れはするだろうと思っていたので、小さい音の大きさでも問題なく視聴できるのはうれしい誤算だった。

動画視聴で遅延は感じない

メインの使用が動画視聴なので、音が遅れて聞こえてくるとどうしても気になってしまうが、JBL SOUNDGEAR SENSEは視聴していて、気が付くような遅延はない。

Amazonプライムの映画なども視聴してみたが、音ズレしているなと感じたことは一度もなかった。

最近のワイヤレスイヤホンなら動画視聴で困るような遅延があるほうが珍しいかもしれない。

程よい充電もち

イヤホン単体でのバッテリー持ちが4時間なので、夜中に勝手に充電が尽きてYoutube動画再生が止まっている。

あまり長持ちしすぎても、寝ているのに無限に動画が再生され続けていることもあるので、寝ホンとして使う程よい感じ。

耳の通気性

耳をふさがないので、当然大問題だった耳臭が解決した。

蒸れて耳の中にカビが生えてきたりした人もいたらしいので、早急に改善できてよかった。

JBL SOUNDGEAR SENSEを寝ホンとして使ったイマイチなポイント

でかい

寝ホンとして使うにはサイズが大きい。

装着感は悪くないから寝ているときに耳が痛くなるということはないんだけど、やっぱり大きい図体は気になるし、ふとした寝返りで装着している耳が下に向いたときに痛くて目覚めてしまう。

JBLはこれから、寝ホンとして使用されるかもしれないなという想定をしてから製品設計をしてほしい。

ただ、小さい音量でも音声が聞き取れるのは大口径のドライバーを使用しているからなので仕方がないところ。

小型化してしまったら、音量を上げないと鮮明に音声を聞き取れないかもしれないので、寝ホンとしてイマイチなポイントではあるが音漏れと天秤にかけたら受け入れられる。

寝ホンとして使うなら値段が高い

今使っている寝ホンの1MORE ComfoBuds Zは9,000円くらいで買ったんだけど、JBL SOUNDGEAR SENSEは、その価格から1・5倍はちょっと高い。

そもそも、耳をふさがない系のイヤホンは総じて価格が高い傾向にあって、骨伝導イヤホンのパイオニアのShokzなんかは20,000円前後。

その中では、JBL SOUNDGEAR SENSEは良心的な価格にはなっているんだけど、寝るときに使うだけのイヤホンにしてはちょっと高い。

まとめ

総評としては、今のところ1軍の寝ホンとして使っているくらいには気に入っている。

わたくしのなかでの寝ホンで1軍になるための要素として大切なのは、やっぱり耳をふさがないこと。

これを今のところの最安値で実現できている。

今後、音漏れせずに小型化が可能な耳をふさがない系イヤホンで安価なものが登場したら乗り換えるかも。

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