27年間フケとともに生活してきた。
学生のころは、頭を掻いたらノートに舞い落ちるフケをフーっと吹き飛ばすことが日常だった。
一応コンプレックスではあるから、いろんなシャンプーを試してきたんだけど、どれを試してもフケが収まることはなかった。
残された道としてはそもそものシャンプーを辞めるという決断なんだけど、背に腹は代えられないということで27年目にして初めて湯シャンに手を出してみたのでその過程と効果を語っていく。
これまでのフケのレベル
気づいたら肩が白い
気が付くと肩がフケで白くなっている。
夏場が顕著で、暗い色のTシャツを着ていたらフケだなってわかるレベルで白い。
気づいて払っても、数時間したらまた白いから、肝試しに行った後並みに肩を払うのが習慣化していた。
頭を掻くと明らかに白いこなこなが舞う
仕事中に煮詰まって頭を掻いたら白い粉が舞うのが見えて、周りに気付かれていないことを願うレベル。
もみあげが一番フケの製造に力をいれていて、掻くと永久に粉が創りだされていた。
今までしていたフケ対策
フケ対策用のシャンプー
シャンプーを自分で買うときには、必ずフケ対策と書かれたシャンプーを購入して使っていた。
長々とシャンプーするのも良くないと聞いたことがあったので、なるべく手早く洗い流すことを徹底していたときもあれば、逆に5分くらいシャンプーを付けたまま放置してみるということもしてみた。
結果としては、どんなシャンプーをどんな使い方で使ってもフケが改善する兆候はなかった。
風呂上りには必ずドライヤー
湿った状態で長時間放置するのは良くなさそうなので、風呂上りには必ずドライヤーをかけて髪の毛と頭皮を乾かしていた。
人生でドライヤーをせずに放置でいたことは、数えられるくらいしかないくらいこだわりをもってドライヤーに励んでいた。
湯シャンへの移行過程
真夏の8月に湯シャン開始
意を決して湯シャンしてみるとシャンプーしないということがめちゃくちゃ気持ち悪い。
お風呂から上がっても頭からシャンプーの良い匂いがしないことへの抵抗感がもすごくある。
だけど、フケに関しては、いつもよりもすこし少ない気はしていた。
3日目で耐えきれずシャンプー
さすがに夏で汗をかかずに過ごすことは不可能。
毎日湯シャンで汗を流してはいるが、3日もすれば頭がくさいような幻臭(実臭かも)がしてしまってシャンプーをした。
だがここで、シャンプーをした日の夜に頭を掻くと明らかに湯シャンだけの昨日や一昨日とフケの比べてフケの量が多いことに気付いた。
湯シャンの可能性を感じて徐々にシャンプーの間隔をのばして継続することを決定。
1週間に1度のシャンプーだけでも臭わなくなった(多分)
徐々に間隔を伸ばしてシャンプーしていくうちに、湯シャンだけでも臭いが気にならなくなってきた。
一番ひどかったもみあげを掻いてもフケが一切出ないし、Tシャツを着ていても肩が白くならない。
湯シャンなのに臭くなく、フケも改善されるという素晴らしい結果になった。
試しに湯シャン+トリートメントはどうなのか試してみたら、一瞬でフケが出た。
シャワーヘッドをミラブルに変えた
フケに対する湯シャンの効果はわかったけど、汚れに対して湯シャンだけで対応できるのかがわからなかったから、シャワーヘッドはミラブルzeroに変えた。
よくCMでやっているが、ウルトラファインバブルとかいうめっちゃ小さい泡が汚れを浮き上がらせて落としつつ、髪の毛や頭皮の美容にも効果があるというやつ。
リファと比較して購入を決めた記事は以下。
【現在】完全脱シャンプー+ホホバオイル+自然乾燥
湯シャン以降から2カ月が経過し、現在は完全に湯シャンオンリーになっている。
お風呂から出てすぐにホホバオイルで髪と頭皮の保湿を行っていて、フケも完全になくなった。
今のところ自分としては臭いと思っていないし、言われてもいない。(思われているかもしれないという恐怖は常にある。)
あと、ドライヤーも頭皮の乾燥を引き起こすかもしれないという情報を見たから、今は自然乾燥とドライヤーを半々くらいで行っている。
湯シャンの結果起こった変化
湯シャンのメリット
湯シャンに移行して感じたメリットは結構あって以下羅列していく。
- フケが出なくなる
- 肩に注意を向けなくてよくなった
- シャンプー代やトリートメント代が節約できる
- 旅行時にフケ対策シャンプーを持たなくてよくなった
- 手が乾燥しづらくなった(?)
節約しながら頭皮の環境を改善できたから、湯シャンを試して本当に良かったと思っている。
あと、湯シャンの効果なのか分からないが、自分は手が荒れやすいんだけど、湯シャンに変えてから手荒れがなくなった。冬になったらまた乾燥するからどうなるか分からないけど、もしこれが本当に湯シャンの効果ならうれしい。
湯シャンのデメリット
湯シャンのデメリットは以下。
- 頭から良い匂いがしない
- 整髪料を付ける人には向かない
- 多少髪がゴワつく(ホホバオイルで抑える)
- 臭いんじゃないかという恐怖との戦い
頭から良い匂いがしないのは慣れるまで時間がかかったが、自分的にこれらのデメリットは、フケを改善するために余裕で許容できる範囲だった。
あとは、本当に臭くないことを祈るばかり。
【結論】フケに悩んでいるなら湯シャンはおすすめ
フケを改善するために、数々のシャンプーを試してきたのに、シャンプーを使わないことが正解だったなんて釈然としない気持ちもあるが、問題は解決できたので必要な過程だったと思っている。
最初は湯シャンなんて衛生的に問題があるだろうと思っていたけど、実際やってみると意外と気にならずに進めることができた。
フケに悩んでいる人は一度でいいから、気持ち悪くても湯シャンを試してみてほしい。
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